第59回 FISMA TOKYO 出展レポート

2025年11月12日・13日、東京ビッグサイト西3ホールにて 第59回 FISMA TOKYO(東京ファッション産業機器展) が開催されました。

ファイトジャパンでは、株式会社ニッセン様のブースの一角をお借りし、以下のVEIT製機器を出展いたしました。

VEIT 4450 バリオセット CR2

HF2157 ハンドフィニッシャー

SG67 電気ボイラー

設営前日 〜 組み立て作業

前日の11日に東京入りし、ニッセン様に一時お預かりいただいていた機器の到着を待ち、設営作業に入りました。

4450バリオセットの組み立ては、これまで何度も行ってきたため慣れたものです。基本構成は以下の4つのモジュールで成り立っています。

  • ベースユニット
  • エアーベントチムニー
  • テーブル
  • キッカープレート

今回出展したCR2型は、蛍光灯なども装備した、ほぼフルオプション仕様となっています。

組み立てには、 プラスドライバー / ヘックス(六角)/ トルクス(星型) の3種類の工具が必要で、なかなか本格的です(実際面倒臭いですが)

ふと隣を見ると、展示会ではお馴染みの“マッサージ機”の実演ブースが。 これが本当によく売れるらしく、歩き疲れた来場者がつい座ってしまい、そのまま購入…という流れができている様子。 「展示会で売ろう」と考えた発想力には、ただただ感心するばかりです。


無事に設置と試運転を終え、翌日に備えてこの日は解散しました。

展示会当日

当日は快晴

当日は快晴。開会式が始まり、いよいよFISMA TOKYO本番です。

アパレル業界とはこれまでほとんど接点がなく、知り合いもほぼいないため、会場ではいつも通り完全なアウェー状態。しかしそれもまた、展示会ならではの緊張感です。

やはり縫製業界の“主役”はミシン。 どのブースもミシンを中心とした展示が目立ちます。

それでも、 「VEITという仕上げ機は評判を聞いていて…」 と説明を求めてくださる方もおられ、非常に嬉しい時間となりました。

そしてこういう時に限って、電話やメールでの問い合わせや質問が入るのも不思議なものです。

会場で強く感じたのは、来場者の若さ。 専門学校の学生さんも多く、ファッション業界ならではの活気とエネルギーを感じました。

そこで・・・クリーニング業界の未来を考える

ふと、こう思いました。

クリーニング業界も「憧れ」で入ってくる業界になれたら、もっと若い世代が集まるのではないか。

カリスマデザイナー やカリスマ美容師 のように、クリーニング業界にも“象徴となる存在”が生まれれば、流れは変わるのかもしれません。

そんなことを考えながら、頭の中はすでに次の展示会── 来々週に控えた「クリーンライフビジョン21 クリーニング総合産業展」 に向かっていました。

FISMAで得た気づきと刺激を活かし、次はクリーニング業界の未来を感じられる場にしたいと、改めて強く感じています。

最後に

今回のFISMA TOKYOは、アパレル業界との接点を広げる貴重な機会であり、自分自身にとっても多くの学びと気づきがありました。

「仕上げ」という視点から、VEITがどのように縫製現場に貢献できるのか。 その可能性を、これからも丁寧に伝えていきたいと思います。

関連記事

TOP