ファイト社のアイロンは“ソール”が不可欠です!
アイロンの性能を最大限に引き出すのは、「温度」と「蒸気」のバランス。
ファイト社のアイロンには、用途や素材に応じて選べる 2種類のソール が用意されています。
テフロンソール(メタルソール・ブルーソール)
デリケート素材対応。表面温度を20〜30℃下げて安全に。
テフロンソールは、アイロンの表面温度を設定値よりも約20〜30℃下げることで、デリケートな素材にも安心して使える仕様になっています。
素材別の推奨温度目安
素材 | 推奨温度 |
---|---|
ナイロン・アクリル | 110℃以下(低温) |
ポリエステル | 110〜150℃(低〜中温) |
レーヨン・キュプラ | 120〜140℃(中温) |
ウール | 140〜160℃(中温) |
シルク | 110〜140℃(低〜中温) |
温度コントロールを下げない理由
コントローラーで温度を下げると「蒸気の質」が低下してしまいます。
テフロンソールは高品質な蒸気はそのままに、表面温度だけを低下させることで、安全性と仕上がりを両立します。
ステンレスソール
高温対応。綿・麻の仕上げに最適。
ステンレスソールは、設定温度に近い表面温度(−5℃程度)を維持し、綿や麻など高温仕上げが求められる素材に最適です。
綿・麻の推奨温度目安
素材 | 推奨温度 |
---|---|
綿(コットン) | 160〜200℃(中〜高温) |
麻(リネン) | 180〜210℃(高温) |
※テフロンソールは200℃設定でも170℃ほどにしかならず、熱による変形のリスクも。高温仕上げにはステンレスソールが理想です。
ステンレスソールには“インソール”付き
蒸気の質を調整できる、プロ仕様の仕上げ
ステンレスソールには、蒸気の水分量を調整できる 3枚のインソール が付属。
1枚使用でドライ、3枚使用で“霧状”の蒸気に近づき、生地の種類や仕上げ方に応じた調整が可能です。
ソール選びの目安まとめ
用途 | 推奨ソール |
---|---|
デリケート素材(シルク・ウール・化繊など) | テフロンソール |
高温でしっかりプレス(綿・麻など) | ステンレスソール |
ファイト社のアイロンは、プロ仕様の仕上がりと安全性を両立した製品です。
ソールの違いを活かせば、作業効率と品質が大きく向上します。
ぜひ、貴社の仕上げ業務に合わせた最適なソールをご検討ください。
メタルソール(テフロン・ブルーソール)は消耗品になります。
通常1〜2年で劣化します。
劣化すると、その性能を発揮できないのはもちろん、繊維を傷つけますので必ず交換してください。


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